情報収集をする時は、ネットだけでなく必ず書籍にも目を通すこと | 小説の書き方講座

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情報収集をする時は、ネットだけでなく必ず書籍にも目を通すこと

視野を広くもつことと、何事にも興味を持つ好奇心が重要

 

小説を執筆する際、一つも調べものをせずに書き上げる……ということは、恐らく無理だろうと思われます。ファンタジーだろうと、現代小説であろうと、一つの物語を書き上げるにはそれだけ情報が必要になりますからね。5割は得意の空想と妄想で書いたとしても、持っている知識以上の事が残りの5割に出て来るはず。
そんな時、皆さんがまず真っ先にすることは、検索して情報のありそうなサイトを探すことではないでしょうか。しかし、そもそも、その情報が書いてあるサイトというのは、サイトを作成している人物がいなければ存在しません。マイナーな情報であればあるほど、詳しく掲載しているサイトは少なく。また、詳しい情報が公開されてはいるものの、個人的な主観(趣味)が入りすぎていて使い物にならなかったり。あるいは全くのデタラメが書いてある場合だってあり得ます。



趣味の小説に使用するだけの題材ならば、ネットから得る情報だけでも充分だろうと思いますが、それがどこかの新人賞に応募する作品であるならば話は変わってきます。正しい情報を得る必要があるからです。



 詳しく調べものをする時は、必ずいくつかの書籍にも目を通しましょう!



 

おそらく皆さんが書籍にあまり目を通さない理由は以下のようなものだと思います。

■ 面倒くさい

■ 興味のない本を読む気がしない

■ 専門的な難しい内容を理解することができない(諦め)

しかし、書籍から得られる、勉強とは違った知識・雑学というものはとても有効ですし、一度覚えてしまえば、何度でもネタとして使用することが出来ます。真実の情報に少しの嘘を交えてネタとすれば、オリジナリティに溢れたものが出来るでしょうし、そうすればいくらでも応用が可能なのですから。



■ 中世ヨーロッパに実在していた主な職業にはどんなものが?

■ 行商人が商いに使っていた商品って、例えばどんなものがある?

■ 教会の礼拝やミサはどんな手順でどんなことが進行されていたの?

■ 学校にはどんか科目があり、どんな時間割だった?

■ 各職業がこなす1日の仕事って、例えばどんなこと?

 

これらのことが、たった一冊の本から実に詳細に分かるのです。1日、あるいは数日かけて読んだ知識で、あなたはきっと多くの物語を生み出すことが出来るはず。
読書(参考資料を探して読むこと)は、決して怠ってはいけません。

 

写真や図解付きで、非常に分かりやすい文献・ファンタジーには必須!

中世ヨーロッパ入門!レビュー抜粋

中世の階級社会を代表する農民、商人、職人、領主、僧侶らの暮らしぶりが、一目で分かる内容に好感を持ちました。現代では当たり前の窓ガラスが、当時非常に高価なものだったとは知っていましたが、代用品として、窓枠の格子を布で覆ったり、平らに薄く延ばして磨いた角を並べて使用していた様子を再現した写真からは、黄味がかったプラスチックか、薄いべっ甲のようにも見えて、ステンドグラスとは、また違った趣があり、中世の知恵と技術に感心しました。特に動物の角は、スプーンにも加工されていたりと、意外な使われ方が面白く感じました。写本の金箔を貼る過程や、豪華な聖遺物箱など、美術的にも興味深く、苦しい庶民の生活の中にも、祭りや音楽があり、職人(石工)の技術力に支えられた聖堂建築など、ペストや戦禍といった暗黒の中世のイメージを払拭する豊かな時代を知ることが出来て大変良かったと思います。



中世ヨーロッパ騎士事典!レビュー抜粋

大判とはいえ、オールカラー、64ページですので、値段に見合う価値があるのか、ないのかは、本書を手に取らないと分からないと思います。ビジュアル本は眺めてみて初めてその面白さが理解できますので。
中世の騎士は、小説や映画の中でしか知りませんが、本書はその具体的な姿を当時の道具、絵画、彫刻、再現した衣装などの豊富な写真やイラストで具体的に分かるように編集しています。
15世紀の騎士は完全武装の板金甲冑で身を守るようており、重さも20キロから25キロあったということを知ると、体力が相当ないと動くことすらままなりませんから、大変だったことは一目で分かります。28ページには、その甲冑のつけ方、着方が写真で順を追って説明してあります。よく理解できる編集だと思いました。
ヨーロッパ中世史に関心ある方は当然として、関心のない方も図解ですので、興味を持って読み進めることができます。
戦時の城の内部も相当考えて作られています。まさしく戦いのための城で、それを守る方も攻める方も道具と武器を駆使して攻防したことが24ページから26ページにかけて書かれています。



項目を列挙します。ある程度本書の内容が分かるのではないかと思われますので。
最古の騎士、ノルマン人、騎士になる、全身を鉄でおおう、鋼鉄のファッション、甲冑の内側、武器、馬上の騎士、城、戦時の城、城攻め、甲冑をつける、敵、戦場へ、平和時の城、荘園領主、荘園の貴婦人、騎士道の理想、武芸競技大会、馬上槍試合、徒歩戦、紋章、狩猟と鷹狩り、信仰と巡礼、十字軍、キリストの騎士たち、日本の武士、職業兵士、騎士道の凋落、索引、でした。