知識を得るには、手っ取り早くなんてありえない | 小説の書き方講座

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知識を得るには、手っ取り早くなんてありえない

誰もがついついやってしまいがちな大きな間違いがあります。

 それは、学ぶことを怠けること。

 

みんな好きな事にしか興味が沸かないのです。
みんな好きな事しか勉強したくないのです。
みんな好きな事だけをやっていたいのです。
そうして、ちょっと努力すれば上手くなれると思っており。
ちょっと努力すれば面白いものが書けると期待し。
ちょっと努力すればすぐに人気を得られると考え。
ちょっと努力しただけでデビュー出来てしまうことを想像しながら。
好きな事を、好き放題に書きまくるわけです。

 

しかし、ここで気が付いてください。そうして出来上がった作品は…

単なる自己満足にすぎません。読み手の事を考えて書いた作品こそ、小説と呼べます。

読み手に「これは面白い!」と言わせる為には、新鮮で豊富な想像力が必要です。しかし想像する際、基礎になるのはあくまでも己の知識と経験でしかありません。知らない事は想像するどころか、思いつきもしないので、そうすると、キャラ設定や時代設定を考える際、発想に限界が出てきます。バリエーションが乏しいため、似たようなキャラ、似たようなストーリー、似たような世界しか考えられないのです。

 

だから学ぶのですよ!

 

経験は、大人と比べると学生の方が乏しいに決まっていますが、知識だけは学べば大人を超えることが出来ます。大人は大人になるにつれ、学生の実態に弱くなるため、ライトノベルという世界で若者向けの物語を書くことがだんだん辛くなってくるでしょう。だから、若いうちに多くを学び、知識を活かして小説を書く方が断然有利なのです! 出版社でも、若くて才能ある人材を求めています!

 

■もっと好奇心を持ちましょう!

 

■分からない事は調べるクセをつけましょう!

 

■学ぶ事を怠けてはいけません!

 

■もっと本を読みましょう!

 

■もっとアニメやコミックやドラマ、ニュースも見ましょう!

 

■まだまだ世の中知らないことだらけ。今、知識を吸収する能力が人生の中で最も高い事を喜びましょう!

 

つまり、「近道は回り道」だということ。

今から勉強して半年後に即デビューは難しいかもしれませんが、学ぶことを怠らず、地道に努力していれば、早くも来年には門をくぐることが出来るかもしれません。

 

「これはもう知っているから飛ばしてもいいや」とは思わずに、この講座を隅々までよく読み、理解して、実践すること。そしてさらに高みを目指すこと。自分なりに文章を研究すること。言葉に興味を持つこと。

 

そして、最後にもう一つ……。

 

最初から超大作を書こうとしないこと!

 

あなたに相当の技能がない限り、最初から大人気となるような作品を、狙って仕上げることは出来ません。まずは練習のつもりで短編から書いてみましょう。2行、3行の短いものでも、ストーリー性さえ感じられればOK!そこから徐々に話しを広げ、一つの作品を最後まできちんと書き上げてみましょう。
この「ラストまで書ききる」という作業が意外に大変なのですが、ラストのない作品は作品と呼べませんからね! 練習でも、短いものでも、書き上げてみて、達成感を味わい、小説を書く際のコツや流れを覚えていくことが大事です。

 

大好きな作品を解体してみよう!

誰にでもお気に入りのラノベがあると思います。

文章の隅々まで読み倒し、キャラクターのちょっとした仕草も見逃さず、キメ台詞やキメポーズまでをも丸暗記しているほど好きな作品が。

 

 そんな作品のあらすじを、是非ノートに書き出してみてください。

 

■いつ、どこで、誰が、何を、どのようにして、どうなったのか。

 

■誰が、どこで、何をしたことが、何と関係していたか。

 

■どんな仕草が、どんな感情を表現していたのか。

 

■何がきっかけで、どのような変化が訪れたのか。

 

詳細に、詳細に、機械を部品ごとに解体するようなイメージで、物語を分解していきましょう。すると、物語のどのあたりで事件が起きて、どこで変化があり、どうなったから、こんな結末になったのか、ということが分かります。
これを何回か繰り返していると、ストーリーにはパターンがあることが分かってきます。こんなときは仲間が現れる。敵がくる。事件が起こる。誰が誰を裏切って、どこに寝返る。結末にもパターンがありますし、どこでどんな盛り上がりにすれば、読んでいて面白いかも分かってきます。
パターンが分かってくると、どのような変化をつければ、より面白くなるのかも分かってきます。読むだけではなく、ストーリーを理解するだけでなく、もっと物語の構成やキャラクターの個性について研究してみましょう。きっと貴方だけの物語も見えてくるはずです。

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